音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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いざ、ピアノレッスンへ 2

山積みの問題点のなかで、胃のあたりの腹筋に力が入っていることが判明しました。
胃のあたりが、弾いているとズンズン前に突き出ているんです(爆)。ふうっと息を吐くとそこがへこむ。でも、たしかに胃のあたりの腹筋に力が入っているときとそうでないとき、弾いた音が違うんですよーーーー。絶句しちゃったわ。

むずかしくて弾けないところになればなるほど力が入ってしまう。
力が入ると、頭とか肩とか、いろんなところが、弾くたびにガンガン揺れてしまう。
前回のレッスンで頭を思いっきり前にぶんぶん振ってたのは直りましたが、
まだそのクセが残っているようです。

演奏中にもちろん体や頭がうごいてもいいんだけど、それはもっと大きな音楽の流れに
沿っていなければならない。ドレミ、ってひいたときに、ゴンゴンゴンって頭が動いてたら・・・NG!!! なんですね。

それから、1音1音弾くごとに、手首がガクガク下がっていました。これもNG。腕を使うことと、手首が激しく上下する(爆)のは別なのです。
硬直もダメ。でも、ガクガク動くのも良くないのですねー。

でも、弾いているときのからだの固さは、前よりはずいぶんとれたみたいです。
先生がわたしの弾いてるまねをしてくれるんだけど、それが上手というか、爆笑モノというか・・・。さすがーー。

全体の反省として。
まず、「バラード1番」をもっていったのは、失敗でした。
デジタルピアノで、直前になってあせってやってるような練習時間で、
こんな曲を持っていったのは、やはり無謀だった・・・。

なにがどう無謀かというと、この曲は「応用問題」なんです。
単音で重々しく弾くフォルテとか、右手でメロディーと伴奏をいっぺんに弾くとか、分散和音が重音になったり、4つも5つも和音を掴んでメロディーを弾いていくとか、ともかくいろんなテクニックが出てきます。
「どれも、かなり改良の余地あり」。
よって・・・「あれもこれも」になってしまい、先生にとってもやりづらかっただろうと思いました。