音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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函館の元町を歩く

さて、函館2日目。外を見ると、おおっ、津軽海峡に粉雪が舞っているではありませんか。うわーーー・・・・。寒そうだけど、キレイ! ちょっと感動しました。
温泉街からバスで30分ほどで、函館市内へ。
明治・大正期に建てられた洋風の教会などが立ち並ぶ、元町を散策しました。
神戸にも横浜にも元町ってあるんだけど、函館の元町もホントにステキ!
ロシアふうの尖塔のあるハリストス正教会のあるエリアはちょっと高台になっていて、
そこから港まで1キロほどが下り坂になっています。だから、港が一望できちゃうの。
街中に雪が10〜20センチぐらいつもっていて、場所によってはアイスバーンになっておりまして、歩くのはかなりこわかったです。ブーツはいていってよかった・・・。
雪景色の元町は人も少なくて、寒かったけど、とっても風情がありました。
歩いているとときおり粉雪が舞ってきます。粉雪がコートにくっついたのをよく見ると、雪の結晶の形が見えるんです。超微細ビーズ細工みたいで、ものすごく可愛い! 

ブルーとイエローの洋館、旧函館市公会堂の中は、撮影自由でした。中もいわゆる洋館って感じなので、廊下や大広間などで撮影会をしちゃいました。全然人もいないし、せっかくなのでコートを脱いで撮ったんですけど、5分ぐらいするともう寒くてダメ。ふふふ、うまく撮れてたら、「著者近影」に使うんだもんね。
 その後、旧イギリス領事館の一角にあるティールームでお茶したのですが、超ナイスな場所!! そんなにゴージャスってわけじゃないんですが、黒光りする頑丈そうなアンティークの机とがっしりした椅子、素朴なお花の描かれたティーカップ、ティーポットには手作りふうのキルティングカバーがかかっていたりして。紅茶の葉はなんとウィッタード。古いイギリスのお宅なんて行ったことはないんですが、招かれたらきっとこんな感じじゃないかな? 
こんな場所があるなんて、やっぱり港町。