音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

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図書館へ

 中学校の通知票のつけかたについて、いろいろ疑問点が出てきたので、図書館に調べに行きました。
 みなさんの中学時代、5段階評価の5の人数は全体の7%でしたか?
 私の出身地の埼玉(・・・の私がいた地域)は、内申書については各段階について人数厳守でした。
でも、ふだんの通知票についてはそうじゃなかった。2や1をつける人数なんて厳密に決まってなかった。

 ところが、神奈川県は、内申書だけではなく日頃の通知票も、54321の各人数の割合を厳守。
1人のズレも許されないんだとか。
東京都も静岡もそうだっていうじゃないですか。
ということは、非常にがんばっている子でも、もっとがんばってる子が多かったら2や1をつけなきゃいけないってことですよね。

 この事実を知って結構ショックでした。
私の地元が特殊な状況だったのかなあ・・。
わたしは小学校で体育に2をつけられたことが何度があるんで、一生懸命やったときに2がついたときの
「ああ、やっぱ私はダメなのかなあ」
という静かな悲しみは今でも覚えています。

中学校の体育でも何をやってもクラスで一番ダメなグループに入ってましたが、
とにかく真面目にやってたせいか、2はつきませんでした。
でも法律で決められた54321の割合からいったら、私は絶対2の場所にいたはず。
2がついていたら、もともと向いていない体育を真面目にやっていなかったと思う。

 こんな重要なことが、県によってぜんぜんやり方が違っていて、神奈川では埼玉のようなやり方は、絶対に許されない状況らしいんです。
 文部省の出した今後の方針でも、数字で人間に序列をつけるやり方はもうやめましょうって言っているのに。
 絶対に許されないって、なにを根拠に言ってるんだろう。
 理由は?
  調べて実態がわかればわかるほど、怒りがおさまらなくなってきてしまったのでした。