取材している学校に関係している「夢塾」という塾が
11月11日にオープンします。
この開塾を祝うセレモニーに行ってきました。
ほとんどお手伝いをしてたんだけど、なぜかテープカットで
ピアノを弾くことになったのです(爆)。
そしてそのピアノというのが、50年ぐらい前のピアノで、ホコリまみれ。
雑巾で乾拭きではダメで、水拭きしたら真っ黒になっちゃった。
鍵盤の表面があちこちはがれていました。
調律はもちろん相当狂っていましたが、
ドがレになっちゃう程ではなかったし、
弦もほとんど切れていなかったので曲を弾くことは
なんとか可能でした。
なんにしろバタバタと決まったので、練習するヒマもなく、曲はもう弾けるモノでいくことにしちゃいました。
テープカット準備まではショパンの「幻想即興曲」の中間部。
朗々と歌うところです。で、テープカットして拍手したあとは、
ショパンのバラード1番の途中で盛り上がるところ。
最近練習してた曲の中からの、あまりに安易な選曲でしたが、
とりあえずみなさんには喜んでいただけたようでホッとしました。
ただね〜、かなり音がワンワン響くんだけど、
弱く弾こうとすると音が出なくなっちゃうのよ〜〜。
ピアノの弦を叩くアクション部分がもう上手く動かないんでしょうね。
ジャズピアニストの巨匠、ビル・エバンスはどんなに
めっちゃくちゃなボロいピアノからでも、
圧倒的に美しい音ですばらしい演奏をしていた・・・と読んだことがあるのですが、ビル・エバンスってすごかったんですね〜。
そうしみじみ思いました。