音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

ファンレターに思うこと。

今日も朝から中学校取材のテープ起こしです。
3年生のみんな、しゃべるの速いよ〜(涙)。
お願い、もっとゆっくりしゃべって〜〜!!
 ・・・・でも、みんなテープ起こししてみると、
すっごい説得力ある話ばかりなんです。 
まだ中3なのに、みんなスゴイよ。

ところで最近、20歳前後の女の子からのファンレターとか、
音楽ライターになりたいんですがどうしたらいいでしょう
というメールが、かなり続いています。
後者の方は、いずれHPにFAQとしてよくある質問集でも
作ろうかなと思ったりして。

3年ほど前は、10歳ぐらい上の人からメールが来ることが
多かったんだけど(爆)、このごろは10歳ぐらい年下のほうが
多くなってきたのよね・・・。
これは、書く文章が昔はカワイイ感じの妹モードで、
いまは頼れる感じの姉モードになったということか(爆)。

私自身、確かにライターになってからこの3年、何が変化したか
といえば、とにかくたくましくなりました。断られるのは最初から
100も承知で、知らない事務所にインタビューのお願いっていう
の、既に全然平気(笑)。でもふりかえってみると断られたのは、超大物の5人ぐらい。チック・コリアとか、超大物で完全に
ダメもとのつもりだったのが実現しちゃったことも少なくない。

でもこういう経験だけではなく、痛めつけられることもあったん
です。「あなたの書いた本なんて誰も読みたくない。
少なくとも私は絶対読みたくない」と言われたときには、
落ち込んで泣いてたな(笑)。

今だったら「私は私の読者が読みたいと思ってくれるものを、
読者のために書いている。あなたのために書くわけじゃない。
あなたが読みたくないのは私にとってはどうでもいいこと」
と、ハッキリ言えるでしょう。

ライターになる前にはなかったこういう強さが身についたのは、
読者のみなさんからもらう応援の手紙とかメール、それと、
リンクもはってあるけど笠原真澄さんと石原里紗さんという
ふたりの先輩ライターの影響が大きいかもしれません。

可愛さはダウンしたかもしれないけど、自分では今の自分の
ほうが好きです。
さて、今日も我が道を進むとするか。