音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

海老名ステップの講評

昨日の海老名ステップの講評がきました。

暖かく励ましてくださるのも嬉しかったし、

息をのんだのはコンサートピアニストのアドバイザーからの超具体的な改善ポイント。

まるでレッスンをしてもらったみたいで
感動しました!

ここを今日からやればいいのね!!!

多喜先生にも言われてきたこと、たくさん入ってます。せっかくレッスン受けてアドバイスもらっていてもそれを活かしきれてない点、改めて反省。

今いる場所と、見るべき方向が、はっきりわかりました。

 

しかし

美しい音色と、こんなに書いてもらったことない、、、汗f:id:mimeyama:20181126015244j:imagef:id:mimeyama:20181126015249j:imagef:id:mimeyama:20181126015255j:image

絶対に、「フォトアルバム」を弾いたからと思いました。音色を聴かせる曲なんだなと。

 

「フォトアルバム」の前半には、弾き始めたらホールの空気を変える力があるんだと思います。

 

今回かすかにざわざわしてたのがスーッと静かになる感じがわかり「わ、聴いてくれてる」と思いました。

 

今シーズン、何回、今回弾いた斎藤守也さんのフォトアルバム、ご本人の演奏をきいたかな、、10回はいってないかもしれないけど5回は軽く超えてます。ライブ定番曲なので。毎回ピアノも違うし感触も違うけど、とにかく音色にやられた感でノックアウトされていました。


家に帰って弾いてみる。
違いすぎて嫌になる。
でも思い出しながら少しずつ弾いてみる。

その繰り返し。


次回から左手を守也さんがどう弾いてるか、もっと聴いてみよう。f:id:mimeyama:20181126013559j:image

結局、弾いてみると、何を聴いているか、全部バレるんですね。

海老名ステップ

海老名ステップで斎藤守也作品、弾いてきました。
とりあえず
素晴らしいホールとスタインウェイDの力を借りて
わりとちゃんと弾けたと思います。

Moriya Saito “Photo Album” “OROSHI” - YouTube

朝一番、生徒ちゃん二人のデビューもうまくいって
また出たいと。
良かった。

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前の日は頭がぐるぐるしてました。

 

この前見た大西順子さんアーティスト写真のまねっこをして
黒ジャケットにシャツに革パンをはいていこうと思ったけど、と思いついたのが直前。その服で練習できていない。ぶっつけ本番。

生徒ちゃんのデビュー2人サポートと同じ部で弾くから
靴はペタンコもはいていって自分の出番になったらヒールにはきかえる予定。慌ただしい。

自分が弾く曲の暗譜が微妙なので楽譜見て弾かないと。めくれないところにコピーを貼って。
譜面台のセッティングも忘れないようにリクエストしなくちゃ。

コメント用紙も書かなきゃ、

ああ、なんか

頭がグルグルしてきた・・・。

テンポ落ち着いて弾くんだった・・・

気持ちを込めて。

考えることが多すぎて。

浜コンで見た牛田君のように、ステージに出た瞬間からパーッと笑顔でホールを明るい空気にできたらいいな。

 

当日の朝。

夫が車で送ってくれるというので、ドタバタしてたけど、家で5分だけリハーサル。

指が回ってない、、

 

海老名文化会館小ホール、立派です。ピアノもスタインウェイのフルコン。

プログラムを見たら、朝一なのに後半シューマン交響的練習曲にスクリャービンソナタ? といった曲が並んでいます。なんかとんでもないところに混ざってしまった。汗

のけぞりました。

生徒ちゃん二人は落ち着いて、きれいに弾けました。子どもってすごいなぁ、、、

私もだいぶステージ慣れしてきたし、一応落ち着いて弾きました。テンポは良かったかな。

ホールの音がとにかくきれいで、

弾いていて気持ちが良かったです。

斎藤守也さんの曲は、ホールで弾くと、

いっそう映えるし、自分の音を聴きたくなる。

 

講評は郵送にしちゃったんですが

ピアニストの宮谷理香先生がアドバイザーで、

そんな方に聴いていただくなんて

恐れ多いなぁ、、

最近ほんと、恐れ多いことが多くて

頭がぐるぐるします。

 

弾けば弾くほどピアノって楽しいのですよね。

これだけやってまだまだ発見ばかり。

 

来月は光が丘ステップで弾きます。

頑張る。

といってもね。

しょせん私はライターなんで

 

別に演奏がうまくできればうれしいけど

そのためにやってるわけじゃない。

 

本気で演奏に取り組んでステージに出て表現する。

暗譜ができない、思うようにテンポが決まらない、音色が違う、

落ち着いて弾けない、

そうした葛藤を自分が経験する、

さらに、自分は何が弾きたいのか、どう弾きたいのか

どういう演奏にピンとくるのか、何が興味ないのか

そこまで突き詰めて考えて音を毎日出す、

そういう作業の中で聴こえてくるものもどんどん深く変化していく。

すると考えることも、弾いてないとき、ステージに出ていないときとは

まったく次元が変わってくる。

アーティストと対話する内容もまったく深みが変わってくる。

実はただそれだけのために演奏をしているんです。

でも本気にならないと演奏ってエネルギーがいるからできないんだけど。

あくまで役者さんの役作りみたいなものですね。

あくまで最終目的は、書くためにやってます。

 弾くことが自分をどう変えていくのか、体当たり取材といってもいい。

だから動画も全部あげて、いつごろどの程度弾けたのか

ぜんぶ読者には見てもらうつもりです。

いつどの程度弾けて、どう演奏が変わっていくのか

やっぱり変わらない部分はどこなのか

全部さらけだしていきたいと思っています。

できてない部分を思いっきり含めて、よかったらご覧ください。

譜読みホームセミナー第6回

本当の譜読み力をつける ホームセミナー
第6回「譜読みの壁を乗り越える」

今日もマニアックに炸裂トーク、、大丈夫かしら、
と思いましたが
「来て良かった!!!」とのお言葉いただきました。ほっ。
12月にこの内容でライブ配信もやります。

来年は「譜読みのシークエンス」で1月15.17日から開始予定です。

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ご感想  

前川久乃先生

「美芽先生、今日はありがとうございました。
色々なお話しを短い時間にたっぷり聞かせていただき、連弾もとても楽しかったです❣️
またの機会を楽しみにしています。
ぜひ、弾きあいセミナーにも参加したいです」

 

岡澤みさ先生

「美芽先生ありがとうございました。
ホームセミナーではその場で質問できることもありがたいです」

 

石郷岡節子先生

ライブ配信セミナーは受講してきたし、過去の無料動画配信は全部制覇していた私。あとは、ホームセミナーにぜったいいかなきゃと頑張りました。じかにお話を聞くのがやはり一番です。動画は全部映しているようで、先生の表情や 間の感じはわかりません。

あと、楽譜が読めるのに動きがついていかない生徒さんについて、新しいアドヴァイスをありがとうございます。今までこの子については、本当にいろんな方のご意見を試したのですが、すべてうまくいかず・・。

美芽先生も「これでうまくいくかはわからないけど」と3回繰り返されました。でも、現状のままなら100%できないわけです。試してみます」

室内楽クラスの修了演奏 立川ステップ

立川ステップに参加。
ヴァイオリンの森田先生、チェロの篠崎先生と
シューベルトのピアノトリオ4楽章を
演奏してきました。f:id:mimeyama:20181119163805j:image
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「リズムの感じられる活気があります。細部まで完璧に弾かれるとより良かった」とアドバイスが。

まさに。全部バレてますね。
ピアノには内面が出てしまう。

室内楽クラスの修了演奏は7回目、
継続表彰10回目、

そんなに達成感はないのだけど、
落ち着いて、あまり力まずに弾けたかな。
とにかくシューベルトの4楽章って一瞬も緩まず8分間全力疾走みたいな曲だから。
先生方と一緒に完走できて
「じゃん!」と終わったときは
気持ち良かったなー。

シューベルトらしい柔らかい音で弾けましたね」
えっほんとに⁈

 

この曲、鬼のようにトリルというか、両手のトレモロ?が出てくるんですよ。

あの最初無理と思いましたが、レフレールの曲でまさに同じ感じで背筋が凍るほど美しい曲があることにきづき、斎藤守也さんがいつもテンポを半分にしてメトロノームの目盛りを少しずつ上げていくとおっしゃっているので、それから始めました。力が抜けてきたら少し弾けるようになりましたが、先週の補講ではピアノのところが大き過ぎるといわれ、また弱くする特訓。もーいいや、、的になっていました。多分、ホールとベーゼンの助けが大きかったと思います。自分ではそんなにうるさくなく響きもまあまあな気がしていましたが、内田敦子先生が「お布団みたいな音」といってくださったので、数ヶ月にわたる特訓が多少は意味があったかなと。

 

ご指導下さった多喜先生、森田先生、篠崎先生、
一緒に学んだクラスの皆様、ありがとうございました。

 

なぜ生徒が集まらないのか

生徒数が一桁で悩んでいるピアノの先生たくさんいらっしゃいます。

SNSを使いこなしたら人気のピアノ教室になれるのかな。

私は違うと思います。

いま来てる生徒さんをどれだけ上手にさせてあげられてますか? 
保護者の気持ち理解できてますか?
地域との繋がりできてますか?
譜読み、練習習慣、付けてあげられてますか?
ブログや教室だよりでお母様に語りかけていますか?


どれも実践するのは大変です。
できてなくても仕方ないです。

誰かに問題解決を丸投げするのではなく

ひとつひとつ自分の力で問題解決していくのが

子どもたちに何かを教える人の姿勢ではないでしょうか。

ブログも募集には役立ちますし、ブログの書き方はお教えしていますが、そこで私が問いかけるのは、保護者とのコミュニケーションの内容であり、子どもを見る観察眼です。