音楽センスを伸ばしたい!

音楽ライター山本美芽による、ピアノレッスンに関する取材日記です。

セミナースケジュールはこちらです。 山本美芽オフィシャルサイト

音名読みと模様読み

来週の譜読みの力をつける教本セミナー、19ページの大作レジュメ完成しました。

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小学校の教科書でのプレリーディング、視覚優位・聴覚優位別の漢字指導法の研究から使えそうなネタ、ペースメソッドのもとになったブルーナーの考え方、などなど、理論的なことも含めつつ、音名読み、模様読みってなんなのか、スッキリわかります。

しかも本屋さんに並んでいるピアノ教本で模様読みを扱っているものを総ざらえしますので、自分のピンときたものを見つけて帰れます。

16日はあと1名は入れますのでよかったら。

http://mimeyama004.hatenablog.com/entry/2017/02/02/152830

 

3月6日は東大阪、6月1日は高崎です。

好きな曲が好きな理由が今頃わかってきた

相対的な譜読みのピアノ教本のセミナーレジュメづくりに没頭しておりました。ペース、バスティン、アルフレッド、そこから日本の江口寿子先生、町田育弥先生、田村智子先生、丸子あかね先生のアプローチを見ていくと、そういうことだったのかなるほどねと見えてくるものがあります。

そして高田美佐子先生の「はじめてのフォルマシオンミュジカル」を見ると、共通する要素が出てくるのです。結局アメリカでもフランスでも似たようなことを一生懸命やっていたのだなと。

スクェアのコンサートに行って、25年前に大好きでコピーしていた「ダンサシャンブル」を聴きながら、当時はまったくコード進行とか分析しないで丸覚えしていましたが、いま聴くと、2小節ずつ同じ音型で転調、転調を重ねて、最後にもとの調に戻る、それをスムーズなメロディとして聞かせている、とかがわかります。それが好きだったんだ、私。

また、最近神保彰さんの取材に行ってから神保さんの動画をいろいろ見ているうちに名ドラマー、ジェフポーカロの動画が出てきて、改めてそのすばらしさに感じ入り、懐かしすぎるTOTO IV聖なる剣を出してきてジェフポーカロのドラムに聴き入っていましたが、冒頭の名曲「ロザーナ」は、同じ音型が転調していろんな音から始まるんですね。

ほんとうに、20代の頃、大学でそこそこの音楽教育を受けたはずだし、作曲の勉強もしたし、エレクトーンも習ってコードも習って即興も習ったはずなのに、とにかく丸覚えする方法で音楽をしていたので、模様として見えていなかったんだなぁ。

スクェアのスコアを出してきて眺めたら、ダンサシャンブル、ナイトドリーマーと、私が好きな曲は分数コードばっかりでジャズっぽいものだったといま気づきました。シンプルなコードの曲はまあまあ好きぐらいで、大好きまではいかない。

昔は当時はまったくそういう単純なことにも気づかず、この曲はオシャレとか、あわい紫色、こっちは夕暮れの空、のように感覚ですべてとらえていました。感覚で感じ取るのは一番大事だと思うけれど、理論で説明がつくと、スッキリします。

バッハになって突然「こことここが同じでしょ。またテーマが出てきた」といわれても、戸惑います。音楽をはじめて楽譜を読み始めた瞬間から、どうなってるのか、観察する教育をしていけば、ずっといろんなことがシンプルになるはずなんだけれど、どうも、それについてのキャンペーンらしきことが、これまであまりなかったような気がするんだなぁ。ペースメソッドの先生方はかなり昔からそれをされていたわけですが、いまだに全ピアノ界に普及したとはいいがたい。時間がかかるものですね。

 

譜読みの力を伸ばすピアノ教本セミナー

2月16日 表参道

http://mimeyama004.hatenablog.com/entry/2017/02/02/152830

 

3月6日

東大阪

http://mimeyama004.hatenablog.com/entry/2017/01/21/103727

室内楽6年目はモーツァルトのディベルティメント


キタ〜‼︎
モーツァルトのトリオの楽譜‼︎
早いもので6年目。

プロ奏者の先生に合わせていただき、
アノトリオでのピアノ演奏について
ご指導を仰ぐ室内楽クラス。
今年はモーツァルトのディベルティメントです。

昨年のベートーベンより、随分音数少ないわ。
これならなんとかなりそう。
と思いきや

2楽章を見て、めまい、、、
細かい16分音符が山盛り。

アレグロの16分音符とかは好きなんですが
2楽章は、ちょっと、、、

とかいって、1楽章も、どうせ
撃沈するんだろうなぁ。

今年はCDに合わせて弾いて、バイオリンとチェロを聴きながら弾く準備してみようかと思ってます。

6年目だし。さすがに学習しました。(遅い。)f:id:mimeyama:20170205201005j:imagef:id:mimeyama:20170205201007j:image

 

 ピアノ指導者向けに、ライティング個人指導を開講しています。こちらをご覧ください。https://mimeyama.jimdo.com/

 

2月16日 相対的な譜読みの教本

相対的な譜読みのピアノ教本セミナーを
2月16日に表参道クラシックスペースで行います。
ライティング研究会で募集して満席になっていたのですが、2名キャンセルが出たので、もしよろしかったらどうぞ。

ムジカノーヴァ11月号の譜読み特集でお話しした内容です。
音名読み、模様読み、パターン認識、かたまり読み、「大玉の観察」(みみをすます)、プレリーディング、シークエンス、もっこりとへこみ、おとなりあがる、おとなりさがる、とんであがる、とんでさがる、おなじ などについて、
アメリカと日本の教本を中心に解説します。

 

10時半〜12時半  表参道クラシックスペース

受講料:4500円

 【使用テキスト】

丸子あかね「おんぷカード」「はぎとり式ドリルおんぷ」

一音会のメソッド:江口寿子「おんぷの学校」

二本柳奈津子:ラインとハンドサイン

田村智子:「わかーる」シリーズ

町田育弥 「みみをすます

ペースメソッド

バスティン 

ルフレッド

音符ビッツ 

 

3月6日は、東大阪布施楽器本店

 

6月1日は、高崎ヤマハ

 

でもお話します。f:id:mimeyama:20170202152829j:image

 

お申し込みは 2月16日セミナー参加希望 と書いて、こちらからメール送信してください。

 

https://mimeyama.jimdo.com/mail/

 

1対1で、積み重ねる

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文章を書くのにすごく時間がかかる、伝わっているのか自信がない、
そんなお悩みをピアノの先生方から聞くので、

セミナーや執筆と並行して、ピアノの先生方に、ライティングの個人指導をしています。

1対1で、じっくりお話しして、文章を毎日添削しながら、

「こう書けばいいんだ」というものを見つけていただいています。

 

アメーバブログをされている方で、これまで受講くださったブロガーの先生方は

 

礒崎真帆先生 http://ameblo.jp/lemon-mint-tree/

山内英子先生 http://ameblo.jp/yamauchipiano117/

神子真由美先生 http://ameblo.jp/musikalische/

三輪早苗先生 http://ameblo.jp/grazie-music/

伊藤久美子先生 http://ameblo.jp/andiemusik-klavier/

 

ほかにもたくさんいらっしゃいます。

 

2月分あきが1名様出ました。

無料体験の電話レッスン1時間、ご希望のかた受け付けます。

メールと月1回の電話レッスンで、文章力をつけ、ブログやホームページ全般の書き方、またはすでにある文章の直し、またはセミナー講師デビューに向けたアドバイスや指導を行っています。

 

受講された方の実績には...
ブログのアクセスアップ、生徒数増加による教室の拡大、雑誌デビュー、セミナー講師デビューなどの成果があがっています。

 

★体験の日程・時間は相談して決めます。メッセージでご連絡ください

1時間お電話で現状についてヒアリングします。

ご希望先着順でメッセージで受け付けます。

都合があわないけれど、体験受けたいかたは、お知らせいただければ、あき時間が出たら優先的にご連絡します。

 

体験して気に入ったら受講料をお振込みいただいて受講スタートです。

指導の詳細はこちらに。

https://mimeyama.jimdo.com/ライティング個人指導/

フーガ、連弾みたい

f:id:mimeyama:20170201170914j:image息子が寝る前に母の独断でリヒテル平均律のCDをかけた。
「これ、お母さんが弾いてたやつ? なんか超はやくない⁉︎」
「違う曲みたいだよね」
リヒテルの高速プレリュードが、もりもりと続き、
ふたりで「はやすぎる‼︎」爆笑しました。

「このあとにフーガっていうのがあってさ〜、
ひとりで3人とか4人とか5人とか分をひくのよ。あ。フーガになった。わかる?」
「なんだこれ。連弾みたい」
「そーなのよ、連弾‼︎ いいこと言うね‼︎」

それから「あ、次の、どっちかわかる?」
プレリュードかフーガの当てっこをしました。

わりと当たりますが、時々間違える。その間違えるのも、紛らわしいやつだから、そうなんだよ〜よく聴いてたね。

平均律で、こんなに遊べるとは。

 

ピアノ指導者向けに、ライティング個人指導を開講しています。こちらをご覧ください。https://mimeyama.jimdo.com/

春の横浜 ピアノ教本シンポジウム


春の横浜シンポジウムのお知らせです。

 

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「体験レッスンが入ったけれど、どんな教本を用意しておけばいいかわからない」
「生徒さんの反応を見て、タイプに合わせて本を使い分ける方法がわからない」

 こんなお悩みありませんか?
 新しい生徒さんが入ってくる新学期。体験レッスンのまえに用意する導入教本は?

体験レッスンでは何をすれば? どこを観察しておけばいいのか? 大好評の前回に続き、経験豊富なパネリストの先生をお招きし、今回は、体験レッスンのデモンストレーションを実際に行います。そのうえで、体験レッスンのための教本選びについて深めてきます。

<司会>
山本美芽(やまもと・みめ)

音楽ライター・ピアノ教本研究家。東京学芸大学教育学研究科修了。ピアノ教育とジャズ・フュージョンについて音楽雑誌について寄稿。著書「自分の音、聴いてる?」ほか多数。2015年よりピアノ講師を対象にした講座「ピアノ教本、くらべてみよう」を全国で行っている。

<パネリスト>

三輪昌代(みわ・まさよ)
東京音楽大学ピアノ科卒業。尚美コンセルヴァトワールディプロマ修了。ケルン国立音楽大学マスターコースを修了。第42回日仏協会フランス音楽コンクール 第1位。第36回ピティナピアノコンペティショングランミューズA2カテゴリー1位。ピアノを藤井一興、クヴィータ・ビリンスカに師事。室内楽をヨゼフ・ハーラに師事。全日本ピアノ指導者協会正会員。「表参道スマイルステーション」代表。日本フォーレ協会会員。及川音楽事務所 所属ピアニスト。


古内奈津子(ふるうち・なつこ)
 埼玉大学教育学部中学校教員養成課程音楽専攻卒業。ピアノを三好のび子、松原正子、玉井美子の各氏に師事。ダイアン・アンデルセン、ヴィクター・ローゼンバウムのレッスンを受講。現在埼玉県入間市ににてピアノ教室クレッシェーレを主宰。2009年度・2013年度グレンツェンピアノコンクールにて指導者賞を受賞。

 

[使用教材]
【三輪先生の紹介テキスト】
ミッフィーのぴあの絵本1-3巻」「ソーヨひめとファーデスおうじ」(全音) 「ぴあのトレーニング1st」(黒河好子)「トンプソンはじめてのピアノ教本1-3巻」 「はじめてのピアノのほん1‐3巻」(丸子あかね)「ピアノのエクササイズ」(ピュイグ=ロジェ)「バイエル(上)」(各社版)「メトードローズ ピアノ教則本」(音楽之友社)

【古内先生の紹介テキスト】
おみみの学校1(全音)ちいさなおんがくかい1(学研)バスティン ピアノパーティA(東音企画)新版 オルガンピアノの本(ヤマハミュージックメディア)ピアノひけるよジュニア(ドレミ楽譜出版社)うたとピアノの絵本(音楽之友社)みんなだいすき!リズムのほん(学研)バスティン ヤングビギナーピアノプリマ―(旧:幼児のためのベーシックス)(東音企画)
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[日程]
4/21(金)10:00-12:30(神奈川)
[会場]
カワイ横浜「プラージュ」
(所在地:神奈川県横浜市中区相生町6-113)
[受講料]
会員 2,500円 / 一般 3,000円
ピティナ会員・カワイ音研会会員)
[問合せ先]
カワイ横浜 045-650-2351


ピティナのページからも、申し込みできます。

http://www.piano.or.jp/seminar/list/smmb_s_info/2014498